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Worldometerを使って世界のコロナ感染状況を把握しよう

僕は世界のコロナ感染状況を把握するために、Worldometerというサイトを定期的にチェックしています。これは世界のトレンド(流行状況)を知り、日本の状況を知るということに非常に役立つと思っています。冷静に「数字」で分析することで、世界から見て日本はどういう状況にあるのか、また世界はどういう傾向を示しているのかを’’自分なりに’’把握することができると思っています。

このサイトは基本英語ですが、全く難しくないので、順を追って見方を確認していきたいと思います。

Worldometerとは

Worldometerは、アメリカに拠点を持つ会社によって運営されています。プログラマー、研究者、ボランティアなどの有志によって運営されており、特定の国、会社に属さない完全に独立した組織です。世界中の統計をタイムリーに、正確に届けることを目的としており、「アメリカ図書館協会(American Library Association, ALA)」が公表しているbest free reference websitesの一つとしても認定されています。

主に、コロナ感染状況の統計データを扱っており、イギリス政府、ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センターやその他様々な政府機関や民間組織によって信頼できるデータとして利用されています。

Worldometerの使い方

使い方は至って簡単です。

Worldometerのウェブサイトにアクセスします。

すると、数字が絶え間なく動く下のような画面が確認できます。

これは、Worldometerのトップページになりますが、世界の人口や出生数などがアップデートされています。

コロナのデータにとぶには、Coronavirus Updatesをクリックします。

すると、次のような画面になります。

(2020年9月28日時点のデータ)

上から順に、

Coronavirus Cases: 33,281,219は、現時点での世界の累積感染者数

Deaths:1,001,755は、現時点での世界の累積死亡者数

Recovered:24,594,921は、現時点での世界の回復者数

となっています。

次に、日足チャートを見ていきます。

世界のコロナ感染者数のデータが1月から見ることができます。これを見ると1月から右肩上がりで感染者数が増加していることが分かります。これは累積ではなく、その日一日に何人の感染者がいたかを示しています。

棒グラフの棒にカーソルを合わせると、その日に何人感染があったかを見ることができます。上の画像では、Sep 26(9/26)に294,624人の感染が世界であったことが分かります。

Daily Deaths(1日の死亡者数)もDaily New Cases(1日の感染者数)と同様の見方ができます。

次に、下にスクロールしていくと、Reported Cases and Deaths by Country, Territory, or Conveyanceという情報にいきます。ここでは、国や地域ごとに感染者数や死亡者数を見ることができます。

ここでのポイントは、「Now」ではなく「Yesterday」をクリックすることです。

(2020年9月28日時点のデータ)

Nowをクリックすると、国によってはアップデートがされておらず、不十分なデータになっていることがあります。Yesterdayをクリックすることで、直近の一番正確な情報を見ることができます。

では、具体的に国ごとに見ていきましょう。

こちらは、2020年9月28日時点でのデータです。

ここで僕が主にみているのは、Total Cases(累積感染者数)、New Cases(新規感染者数)、New Deaths(新規死亡者数)です。デフォルトの状態だと、Total Casesが多い順に並んでいます。9月28日時点だと、アメリカ、インド、ブラジル、ロシア・・・という順になっていますね。また、上の項目の横にある上下↑↓をクリックすると、並べ替えができます。例えば、New Casesの多い順に並べ替えたい場合は、New Casesの横の上下↑↓をクリックします。

すると、New Casesが多い順に並べ替えができました。この時点だと、インドが一番多く、ついでアメリカ、ブラジル、フランスと続いていることが分かります。Total Casesと少し違う順番が見れますね。これで、’’今特に感染者が多く発生している地域’’を特定することができます。

さて、日本はどこにあるでしょうか?

日本のデータを見たい場合には二通りの方法があります。

① そのままスクロールダウンして見つける方法

② 地域ごとに確認する方法(日本の場合だと、Asia)

ここでは、②の地域ごとに確認する方法を見ていきます。

まず、Asiaをクリックします。

そして少しスクロールダウンします。

すると、17番目にJapan(日本)がありました。日本はアジアの中だと17番目に累計感染者数が多いということですね。ちなみに、今回のコロナウィルスの発生源となった中国は16番目と、日本とほぼ変わらないデータになっていることに驚きました。このデータの時点で中国は新規感染者数14人、日本は635人と、中国の新規感染者数が圧倒的に低くなっていることが分かります。

まとめ

ここまで、ざっくりとWorldometerの使い方を見てきました。

英語のサイトでも、見方は難しくないということが分かっていただけたら嬉しいです。コロナウィルスはとてもセンシティブな問題で、一般個人が気軽に取り上げていいものか迷いましたが、世界の感染者推移を見ていくうえでとても参考になると思ったので今回シェアしました。

日々このサイトを見ていて感じるのは、’’世界ではコロナはまだまだ下火になっていない’’ということです(2020年9月28日時点)。むしろ全く油断できない状況で、世界の感染者数は右肩上がりを示しています。僕は、世界の状況を見て、自分の行動を見直すきっかけになっています。

感染が収束して、また前のように気軽に色々な場所に行けるようになることを願っています。そのためにも、今はもう少し辛抱する時期かな、と。

頑張ろう。