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2020年に読んで良かったオススメ本5選

先日、ツイッターでこのようなつぶやきをしました↓

2020年はコロナという大変な時期でしたが、自分にとっては大きな転機となった年でもありました。今まで年間2~3冊読むか読まないかといった感じだった自分が、突然本を読み始めたのです(笑)

結果的に、年間82冊も本を読むことができて、1年間で自分の脳みそが大分変った気がします。そこで、2020年自分が読んで特に良かったと思える本を5選紹介します!ランキング形式ではなくどれも並列で良いと思える本です!

1. 『まんがで身につくファイナンス』石野雄一

これは、まさに「ファイナンスってこんなに面白いんだ!」と思えるきっかけになった本です。僕は、金融を勉強するためにしょっぱなからCFAという米国証券アナリストの勉強を始めたのですが、英語で金融のテキストを読むのが辛すぎて頭に全然入ってこなかったんですね。そこでわらにもすがる想いで書店でこの本を手に取りました。

家に帰って読んでみたら、マンガではあるけど、しっかりとファイナンスの知識を生かして経営改善に結びつけられており、「理論」と「実践」のつながりを感じることができました。著者の石野さんは元々日本の大手銀行で働いていましたが、30歳でMBA留学のため渡米。その後日産の財務部での仕事などを経て現在は独立されています。

僕はこの本を読んでからすっかり石野さんのファンになってしまい、石野さんが書いた他の本も全て読破しました!!笑 どれも非常に分かりやすくて良本なので、オススメです。

2. 『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』バフェット太郎

米国株投資のブロガー/Youtuberでは知らない人はいないと言っても過言ではない「バフェット太郎さん」の本です。

この本を読んだ感想を一言で表すと「米国株に投資したくなる!!」です。

米国株投資を夢物語ではなく、しっかりと根拠に基づいてストーリーが組み立てられており、なぜ米国株に投資をするべきなのかが分かりやすくまとめられています。

バフェット太郎さんはYoutubeもやられていて、Youtubeも大人気となっています。米国株はもちろん、ゴールドやビットコインに関する動画や、米国政治や経済の動向などもアニメーションを使って非常に分かりやすくまとめられているので、本は勿論、Youtubeもオススメです。

3. 『会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方』大手町のランダムウォーカー

こちらは、ツイッターで会計クイズを展開されている「大手町のランダムウォーカーさん」が書かれた本です。

決算書って、初心者からすると日本語で書いてあるのにわけわからない記号のように思えてしまうんですよね。それを会計クイズというゲーム感覚で、楽しみながら学べてしまうのがこの本のミソ。決算書が読めると、その会社の財務内容はもちろん、ビジネス戦略まで透けて見えてしまうんです(僕はまだその領域に達せていないですが)。

ビジネスマンの一般教養としてや、投資先の決算書を読めるようになりたい人、財務や会計の分野で働きたい人などに「決算書の入門書」として間違いなくオススメできる良書です。

4. 『めちゃくちゃ売れてるマネー誌Zaiが作った「商品先物取引」入門新版!』ダイヤモンド・ザイ

こちらは、マネー誌で有名な「ダイヤモンド・ザイ編集部」が書いた商品先物取引の本です。

「商品先物取引」と聞くと、「リスクが高い」とか「怖い」と思ってしまいがちですが、初心者にも分かりやすく仕組みや投資の仕方を書いてくれています。中でも、商品投資は経済と密接に関係しているのが面白いと思いました。例えば、自動車の需要が増える→タイヤが必要→ゴムの需要が増えて価格上昇などです。

企業の株と違い、商品は需給要因でほぼ価格が決まってくるので、商品を通して世の中の流れを理解できるという所に魅力を感じました。

是非、株式投資をしている方に、次の一手としてオススメしたい本です。

5. 『寄り添うツイッター わたしがキングジムで10年運営してわかった「つながる作法」』キングジム公式ツイッター担当者

「テプラ」や「パイプ式ファイル」などで有名な老舗の文具メーカー「キングジム」の公式ツイッター担当者が書かれた本です。

丁度10年前の2010年にツイッターを開設し、まだフォロワーが少なかったところから着実に育て上げ現在ではフォロワー数「36万人」までになった経緯を赤裸々に描いてくれています。

これは「ツイッターでフォロワーを増やして稼ごう!」などというハウトゥー本ではなく、「正解」がない中でも「ひたむきに・真摯にツイッターと向き合ってきた著者」だから話せるツイッターの醍醐味を感じれる本です。当然、企業の広報と個人レベルでは規模やターゲットが全く異なりますが、「向き合う姿勢」という面ではツイッターを一つの広報手段として考えている方には非常に有益な本だと思っています。

まとめ:2020年最も印象に残った5冊を紹介しました

本は人生を変えるきっかけになると強く思った1年でした。

今回ご紹介した本はどれも非常に分かりやすく、楽しみながら読める本ばかりです。最初から難解な本を読むと、嫌になってしまいますから、まずはこのように初心者でも分かりやすく書かれている本を読むことが大きな一歩を踏み出すきっかけになると思います。

始めに「面白い!」と思えると、「もっと知りたい」という気持ちが芽生え、また別の本を手に取ります。そこでさらに理解を深め、次の本へと移っていきます。その積み重ねの中で本の内容が自分の中に定着していくのだと思います。

この記事が皆さまの2021年以降の読書の選択肢の一助となれたら幸いです^^