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【投資】仮想通貨に投資してみた【初心者向け】

最近、ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)などの仮想通貨がネットを賑わせています。実際、ビットコインは2020年3月13日に年初来安値431,450円、2020年11月25日に年初来高値2,025,120円を記録したので、実に4.7倍近くも値上がりしています(2020年11月25日現在)。

(ビットコインのチャート-Yahoo Financeより)

また、リップルも2020年3月12日に年初来安値12.09円、2020年11月24日に年初来高値80.17円をつけているので、約6.6倍の値上がりとなっています(2020年11月25日現在)。

(リップルのチャート-Yahoo financeより)

僕はもともと仮想通貨ってなんか怪しそうだし、危険というイメージを持っていたのですが、今年に入ってからの急激な上昇で今投資しておかないと置いてかれるんじゃないかという気になっています(笑)

そこで、今回はなぜここまで仮想通貨が脚光を浴びているのかや、僕が実際に口座を開設して投資をした経緯についてお話していきたいと思います。

なぜ仮想通貨が脚光を浴びているの?

僕は大きく以下の2つの理由があると考えています。

  1. 通貨の価値が下落することに対するヘッジ
  2. 仮想通貨の有用性

①通貨の価値が下落することに対するヘッジ

コロナ感染拡大による危機で、各国の中央銀行が政策金利を下げ、市場から大量の国債を買い取る量的緩和策を行っています。それによって、市場に大量のお金がばらまかれ、ドルや円などの通貨の価値が希薄化しています。今年はゴールドも仮想通貨同様に大きな値上がりを見せましたが、これは経済不安や通貨の価値下落に対する不安から、多くの人が価値保存の手段としてゴールドを買い求めたことが背景にあります。そして、仮想通貨に対してもゴールドと同じような見方があり、多くの人が通貨に代わる価値保存の手段として仮想通貨を買い求めました。

②仮想通貨の有用性

今年の10月21日、オンライン決済大手の「米ペイパル・ホールディングス」が、暗号通貨(仮想通貨)による支払サービスを始めると発表しました。これによって、ペイパルの利用者が直接仮想通貨を売買したり、保持したりすることが可能になります。将来的には買物の支払いにも利用できるようにするということで、仮想通貨の有用性に対する期待が一気に高まりました。(出典:日本経済新聞「米ペイパル、仮想通貨で支払い可能に ビットコイン急騰」)

さらに、送金手段としてのリップルが注目を集めています。南アフリカの企業、Xago社がリップルと南アフリカの法定通貨であるZAR間の取引・送金を可能にし、個人・企業における迅速な送金を推し進めています。従来の送金サービスに代わり、迅速で低コストの送金の実現に期待です。

以上のことから、仮想通貨には、”投機的需要”のみではなく、従来の通貨に代わる価値保存の手段と、買い物や送金などの有用性が実証されつつあるため今後ますます相場上昇に期待が持てると思っています。

「販売所」と「取引所」の違い

では、実際に仮想通貨に投資をするとなったら、どのように投資をすればいいのでしょうか。まず最初に僕が疑問に思ったのは「販売所」「取引所」の違いです。この違いを知るために参考にしたのは、CoinPartnerさんの記事です。この記事の内容をざっくりまとめると、

・販売所・・・「運営会社とユーザーが直接売買する場所」

ー 販売所の運営会社が提示した金額で顧客が注文を出し、売買する。

ー 注文はかんたんだが、手数料が高い

・取引所・・・「ユーザー同士で売買する場所」

ー 売り手と買い手が納得した形で売買が成立。

ー 注文は少し複雑だが、手数料が安い

手数料が安いGMOコインの口座を開設

仮想通貨取引所は国内にも色々とありますが、結論から言うと、僕は「GMOコイン」で口座を開設しました。理由はずばり、手数料が安いからです。僕はETFや投資信託などの投資も行っていますが、手数料は非常に大きいファクターだと考えています。せっかく利益が出ているのに、手数料と相殺されて結局利益がゼロになってしまったとすると本当に本末転倒ですからね。。。多少注文方法がややこしくても、手数料の高さには代えられないというのが僕の考えです。

GMOコインの口座開設はとても簡単です!(僕は唯一、身分証明書のアップロードに苦労しましたが、、、汗)

是非関心のある方は、GMOコイン公式サイトにいって確認してみて下さい。

【初心者向け】どの仮想通貨に投資するのか?

さて、口座開設が済んだら、どの仮想通貨に投資することが良いでしょうか?仮想通貨は世界で3,000を超える種類があるとされています。正直初心者には、何を選んだらいいのとなりますよね。

僕自身も仮想通貨初心者ですので、まずはここから投資をしてみようと思っている仮想通貨を3つ挙げたいと思います。

初心者向けの仮想通貨3選
  1. ビットコイン(BTC)・・・仮想通貨時価総額第一位。仮想通貨の基軸通貨。ブロックチェーンの開発が進んでいる。
  2. イーサリアム(ETH)・・・仮想通貨時価総額第二位。スマートコントラクトという機能を採用。大企業も参入を考えている。
  3. リップル(XRP)・・・仮想通貨時価総額第三位。送金手段として注目を集める。

2020年11月末現在、この3つの銘柄ともかなり株価が上がっており、割安感はないですが、僕個人的には今後長期的に見て保有しておきたいと考える銘柄です。

初心者の僕としては、まずはこの3つのメジャーな通貨から少しずつ投資を始めて、いずれはもう少し他の銘柄も見ていければと考えています。

まとめ:仮想通貨への投資はもはや常識!?

2017年ごろに仮想通貨ブームが起こったときは、まだ大企業や機関投資家が仮想通貨を採用するというニュースは比較的少なかった気がしますが、今回のコロナ危機による世界的な経済の悪化とドルなどの通貨への信頼の揺るぎから、改めて仮想通貨に光があてられた形になりました。

もはや、仮想通貨は一部の人のための投資ではなく、一般の人が資産運用の一環として取り入れるべき投資対象となっているのかもしれません。僕自身、怪しいなあという想いが拭い切れなかったものの、ブロックチェーンやスマートコントラクトなどの技術の発展に伴い、仮想通貨の有用性も上がっているように思います。

「相場がもう上がってしまったから投資タイミングを逃した!」ではなく、今後も仮想通貨の有用性に焦点を当てて、「長期的な視点での投資」をしていきたいと思いました。

※当ブログでは特定の銘柄に関する記述がありますが、投資を推奨するものではありません。あくまでも個人の見解ですので、投資の際は自己判断でお願いします。