IELTS

『IELTSオフ会』を開催しました!

2021年12月11日(土)、IELTSオフ会を都内にて開催しました。計20数名の方に参加頂いたので、この会に関して自分が感じたこと等を書いていきたいと思います。

オフ会開催の背景

今回のオフ会は、「一人で勉強するのではなく、仲間や同志を見つけて、一緒にIELTSの目標達成に向けて頑張ろう」という趣旨で開催しました。

僕は10年前(2011年)に初めてIELTSを受験しました。その時の点数はOverall 4.5(L:5.0, R:5.0, W:4.0, S:4.0)。ちょうど大学生の時で、交換留学のために、Overall 6.0以上を目指していました。本当にゼロからのスタートで、最初はリーディングも全然読めなかったし、スピーキングに関しても自分の話をするどころか面接官の言っていることが聞き取れない、という状況でした。そんな自分でも、試行錯誤の結果、4.5⇒6.0⇒6.5⇒7.0⇒7.5と徐々にステップアップすることが出来ました。

こうして点数をアップできたのも、ライバルや仲間の存在が大きかったと思います。僕自身、TOEFLの勉強で挫折したこともあったし、英語自体に挫折しかけたこともあります。しかし、IELTSを続けてこられたのは一緒に勉強した仲間がいたからでした。

今はコロナ禍という前例を見ない難しい状況にあり、仲間と一緒に勉強するということが非常に難しい状況にあります。表にはあまり出てこないものの、孤独の勉強で、IELTSを途中であきらめてしまった方も多くいるのではと思います。

近年では、TwitterなどのSNSの普及により、オンラインで人とつながることが可能な時代になりました。これはとても便利で、僕もTwitter上の多くの方から刺激をもらっています。ただ、やはりオンラインではどうしても距離感があり、実際に一緒に勉強したり相談し合える関係になるまでは中々至らないのが現状です。

そのような中で、冒頭にも話した、IELTS勉強の仲間を見つけるためにも、オフライン(リアル)の場で会える場を作れないか、という事でこの企画が立ち上がりました。

オフ会の準備

オフ会開催の約1ヵ月前の11月3日に、Twitterでアンケートを取りました。

Twitter上で、IELTSオフ会に参加したいか聞いたところ、48名の回答中43名の方が参加に前向きな回答をしてくれました。

まず驚いたのが、48名という回答の母数です。そもそも周りにIELTSを勉強している人なんていないし、IELTSを知っている人すらいないような状況で、TwitterにはこんなにIELTS学習をされている方がいるんだ、と感じました。

そこで、「IELTS学習者がこんなにいて、オフ会に興味を示してくれているなら、是非何かやりたい!」という想いがふつふつと湧いてきました。

ただ、何から始めたらいいのか全く分からなかったので、TwitterでIELTS関係の情報発信をされているHiroさん(Twitter ID: @HirolearnIELTS)にお声がけさせて頂きました。

Hiroさんは、英語教師という本業に加えて、IELTSの講師業をしたり、IELTSコミュニティを主催して有益な情報を発信されています。

オフ会の中身である内容はHiroさん、企画や広報は僕(Masao)という役割がざっくりと決まりました。そこからもう一名ぷぅさん(Twitter ID: @grNuqXw56cIlFn2)にも運営に参画してもらい、本格的な準備が始まりました。

場所や日程などが決まったら、次は広報です。

チラシなどほとんど作ったこともない自分にはかなりハードルが高かったのですが、Canvaというアプリを利用したり、デザイン系の友人にアドバイスを頂いて何とか作成しました。(実際のチラシ↓)

チラシ作成後はTwitter上で告知開始です。運営では、「何とか10人の参加者を集めよう!」ということで告知を始めましたが、多くの方にリツイートなどを通してご紹介頂き、何と24名の方から参加お申込みを頂く結果となりました。(体調不良などで何名か当日欠席あり)

運営3人でもミーティングを数回して、アンケートから1ヵ月足らずで何とか開催することが出来ました。

実際のオフ会はどうだったか

今回は入門向けということもあり、IELTSを受験されたことがない人も参加者の中に多くいらっしゃいました。

ですので、先ずはIELTSの概要やそれぞれの採点基準などについて学びました。その後は、一人では勉強しづらいライティングとスピーキングに絞ってグループワークを行いました。一通り採点基準を学んだ後に、サンプル解答を読んで自分たちで採点していくというものです。

普段一人で勉強している時は、自分のライティングやスピーキングを採点する機会はあまりないと思いますが、人の回答を客観的に見てみることで、自分に足りない部分や、逆に自分はここは出来ているといった感覚を持てたのではないかと思います。

2時間という限られた時間の中でも、皆さん積極的に発言されており、グループワークで議論を深めているのがとても印象的でした。

そして何よりも感じたのが、参加者の方々の真剣な眼差しです。IELTSを受験されている方々は、ある意味で人生がかかっているんですよね。IELTSを取る事で初めて、留学や海外就職・移住の道が開けるという方も多いので、本当に真剣に参加されていました。

オフ会+交流会を通じて感じたこと

一番強く感じたのは、IELTS学習者の方は総じて「未来志向」という事です。皆さん、留学や海外就職・移住を目的として勉強されている方が大半なので、IELTSの点数を取ったら「○○がしたい!」とすごく前向きに取り組まれていました。

そういう方々と話していると、何かやりたいということに関して真向から否定する人はいません。「起業したい!」という方がいたら、「どんな事業やりたいの?」とか、「それ面白そうですね!」などと言って、夢を応援するという性質が皆さん備わっているのです。なぜそうなのかというと、「自分も夢を追いかけているから」なのだと思います。

だから僕は、「IELTSの会を催すというのは、誰かの夢を応援する会」とも言い換えられるのではないかなんて考えたりしました。

今後の展望

さて、IELTSオフ会第一回が終了したわけですが、早速次回の話が出ています。こうして次の話が出るのも、多くの方が参加してくれて、積極的に関わってくれたからです。

今回の会は、IELTSの概要とライティング・スピーキングに触れる程度だったのですが、次からはライティングやスピーキングに特化した会や、リーディング・リスニング対策、また実際に留学に行って帰ってこられた方を呼んで座談会をしたりと、様々な勉強会やイベントを仕掛けていきたいと思っています。

IELTSを勉強している方が気軽に参加できるようなコミュニティを作れるように、これからも頑張っていきたいと思います!

Twitterでも情報発信を行っていますので、チェックして頂けたら幸いです。